お知らせ
Superb AI創立8周年 — 1.3億枚のデータ、韓国初のVision Foundation Model、そしてPhysical AIの次の章へ

Superb AI Japan
2026/04/23 | 5 min read

本日、Superb AIは創立8周年を迎えました。
この1年、Superb AIはNVIDIA Physical AI Ecosystem Partner(CES 2026、韓国企業として唯一)に選定され、韓国科学技術情報通信部の「国家代表AIファウンデーションモデルコンソーシアム」TOP 5にも、Vision AI専門企業として唯一名を連ねました。さらに、世界最高峰のコンピュータビジョン学会であるCVPR 2025では、InsDet部門で2位、FSOD部門で4位を記録し、韓国のスタートアップとして唯一、上位圏に入りました。
これらの成果は、この8年間、一歩ずつ積み上げてきた資産の上に築かれたものです。 本稿では、その資産とは何か、そして私たちがその資産を基盤としてどこへ向かおうとしているのかについてお伝えします。
この1年、Superb AIは映像監視分野の新規事業へ進出し、フィジカルAI技術の実装を加速させるとともに、売上を2倍以上に拡大しました。
売上の2倍成長は、単なる数値以上の意味を持ちます。AI業界全体が「技術はあっても事業化は難しい」という課題を抱える中、Superb AIは実際の産業現場の需要に応えることで成長を実現してきました。映像監視市場への進出も、単なる事業領域の拡大ではありません。7年間にわたり蓄積してきたVision AI技術を、即時に導入可能なかたちで産業へ適用した結果です。
そして、これらすべての成果の背景には、8年間、一貫して積み上げてきた5つの資産があります。
8年が築いた5つの資産
1. フルスタックAIインフラ — 単一プラットフォームで全ライフサイクルをカバー
AIを導入しようとする企業が最初に直面する課題は、技術そのものではなく分断です。データ収集ツール、ラベリングツール、学習環境、デプロイ・運用ツールがそれぞれ別々に存在し、それらをつなぎ合わせるだけで数カ月を要することも少なくありません。さらに、運用段階に入ると再び出発点に戻らざるを得ないケースも多く見られます。
Superb AIは、データ収集・整備・学習・デプロイ・運用に至るAIの全ライフサイクルを、単一のプラットフォーム上でカバーしています。これにより、顧客は分断された複数のツールを組み合わせることなく、1つの環境の中でAIを構築し、運用できます。この構造は、単なる利便性にとどまりません。データとモデルが一か所に集約されることで、顧客による利用が進むほど、次の顧客により良い出発点を提供できるデータフライホイール(Data Flywheel)が機能します。
2. 1.3億枚の産業データ — 模倣不可能な資産
Superb AIは、過去7年間で1億3,000万枚を超える実際の産業データを、100を超えるドメインにわたって蓄積してきました。同等の資産をゼロから構築しようとした場合、そのコストは約1,000億ウォンに達すると推定されています。
この資産の本質的な価値は、金額そのものではなく、その構成にあります。実験室で生成されたデータではなく、実際の産業現場から得られたデータであること。さらに、単一ドメインではなく、100を超える多様な産業データで構成されていること。こうした特徴により、その上で学習されたモデルは、初めて接する産業環境にも迅速に適応できます。
Superb AIの新規顧客は、ゼロから始めるのではありません。7年分の産業経験の上から出発することができます。
3. ビジョン基盤モデル「ZERO」— 韓国初の産業用ビジョン基盤モデル
ZERO VFMは、6億2,200万パラメータ規模の産業用ビジョン基盤モデルであり、韓国で初めて開発されたビジョン基盤モデルです。
ZERO VFMの意義は、3つの数値によって要約できます。
データ効率は22〜111倍。わずか90万枚の高品質データで学習し、2,000万〜1億枚規模のデータで学習したDINO-Xを、ベンチマークで上回りました。これは、「量より質」というデータ中心(Data-centric)の思想が、ビジョン基盤モデルの段階でも有効であることを示した結果です。
学習リソースは10分の1水準。 8基のA100 GPUで、10日間で学習を完了しました。競合が64〜128基のGPUを数週間使用するのに対し、およそ10分の1のリソースで、同等以上の性能を実現しました。
CVPR 2025でグローバル上位圏に到達。InsDetで2位(70.3 AP)、FSODで4位(47.2 AP)を記録しました。上位企業はビッグテックまたは中国の大規模研究機関が中心であり、韓国のスタートアップとしては唯一のランクインです。さらに、自社で構築した産業用ベンチマーク(50ドメイン、200カテゴリ、15万インスタンス)では1位を記録しました。
少ないデータ、少ないリソース、それでも世界最高水準の性能。
これは、「賢いデータと賢いアーキテクチャが規模を上回る」というSuperb AIの技術思想を示す一つの証左といえます。
4. 81件の特許ポートフォリオ — 安心して活用できる技術基盤
技術企業にとって特許は、単なる件数ではありません。自社技術を法的に保護する盾であると同時に、顧客がその技術を安心して利用できることを示す裏付けでもあります。
Superb AIは、登録31件、出願50件、合計81件の特許ポートフォリオを保有しており、韓国・米国・日本・EU・PCT国際出願まで完了しています。また、4つの技術世代全体をカバーしており、FTO(Freedom to Operate:自由実施)の確認も完了しています。
特にFTOの確認は、エンタープライズ顧客にとって重要な意味を持ちます。 他社特許を侵害する懸念なく、技術を導入し、拡張できることを意味するためです。
5. 国家・グローバルパートナーシップ — 外部からの検証
技術力とは、自ら主張するものではなく、市場とエコシステムによって評価されるものです。この1年でSuperb AIが受けた評価は、大きく3つの層に分けることができます。
グローバル技術エコシステムからの評価。
NVIDIAは、Superb AIをCES 2026 Physical AI Ecosystem Partnerに選定しました。韓国企業として唯一です。GTC 2026では、ブース出展と公式招待セッションも決定しています。さらにAWSは、Superb AIをPartner of the Yearに選定しました。
国家レベルでの評価。
韓国科学技術情報通信部の「国家代表AIファウンデーションモデルコンソーシアム」TOP 5に選定され、Vision AI専門企業として唯一の採択となりました。LGコンソーシアム内でも、LGグループ外の企業として唯一、ファウンデーションモデル開発を担っています。
産業エコシステムからの評価。
K-Humanoid Allianceでは、Samsung、LG、SK、POSTECH、ソウル大学、KAISTとともに、視覚知能を担う企業として参画しています。
これらの評価はそれぞれ独立したものですが、指し示しているメッセージは一つです。
それは、Superb AIの技術が、グローバルビッグテック、国家研究機関、そして韓国の主要企業から選ばれる水準に到達したということです。
8年の歩みと、一つの原則
この8年間、AI業界は数多くの潮流を経験してきました。毎年のように新たなキーワードが登場し、多くの技術が注目を集めては姿を消していきました。
そうした流れの中で、Superb AIが一貫して守ってきた原則はただ一つです。 「顧客の現場で実際に機能するAIをつくること。」
この原則は、データ中心の思想へとつながり、フルスタックインフラへとつながり、ZERO VFMへとつながり、そしてPhysical AIという次の章へとつながっています。
Superb AIは今、事業と技術の両面で次の段階へ進もうとしています。解くべき課題は以前にも増して明確になり、それに伴い、私たちが生み出すべき変化もより鮮明になってきました。
Physical AIの時代。AIがデータセンターの中にとどまらず、工場、物流センター、そして日常空間へと広がっていく時代において、Superb AIは、視覚知能を最も高い水準で実装できる企業として、その中心に立つことを目指しています。
この8年間をともに歩んでくださったすべての皆さまに、あらためて感謝申し上げます。
そして次の章も、ぜひご一緒に築いていただければ幸いです。

Superb AIについて
Superb AIは、エンタープライズ向けのAIトレーニングデータプラットフォームであり、ML(機械学習)チームが組織内でトレーニングデータをより効果的に管理・提供できるよう、データ管理の新しいアプローチを提案しています。2018年に発表されたSuperb AI Suiteは、自動化、コラボレーション、プラグアンドプレイモジュールのユニークな組み合わせを提供し、多くのチームが高品質なトレーニングデータセットを準備する時間を大幅に短縮する手助けをしています。この変革を体験したい方は、今すぐ無料でご登録ください。




