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[プレスリリース] Superb AI、AIデータ選別ソリューションおよび軽量ファインチューニング技術で 韓国・米国・日本の特許登録を完了…グローバルな技術競争力を強化

Superb AI Japan
2025/12/09 | 15 min read
![[プレスリリース] Superb AI、「AIデータ選別・軽量ファインチューニング技術」で韓米日特許を取得し、グローバルな技術競争力を強化](https://cdn.sanity.io/images/31qskqlc/production/fed7e906c3a7003c316f922d541a44e15a44f8c8-2000x1125.jpg?fit=max&auto=format)
- データ選別技術「Superb Curate」と軽量ファインチューニング技術「PEFT」に関して3カ国での特許登録を完了
- 韓国・米国・日本を含む全世界で合計63件の特許ポートフォリオを構築し、産業用ビジョン基盤モデル「ZERO」のグローバルな権利取得を加速
- Chief Research Officer(最高研究責任者)Kye-Hyeon Kim(キム・ケヒョン)氏は、「データ品質を中⼼に据えた当社の哲学を基盤に、グローバル市場での競争力をさらに高めていきます」とコメント
ビジョンAIのオールインワン・プラットフォームを提供するSuperb AI(CEO:Hyun Kim、https://superb-ai.com/ja)は、「データセンタリックAI(Data-Centric AI)」と「ノーコードAI(No-Code AI)」技術に関して、韓国・米国・日本の3カ国で特許登録を完了したと00日に発表しました。
今回登録された特許技術は、データ選別ソリューション「Superb Curate」と、軽量ファインチューニング技術である「PEFT(Parameter-Efficient Fine-Tuning)」です。これら2つの技術により、AI開発における根本的な課題であるデータ品質の低下、学習コストの増大、現場での柔軟性不足といった問題を解決します。
Superb Curateは、膨大なデータの中からモデル学習に実質的に貢献するデータのみを自動で選別します。これにより、全体の学習データ量を最大75%まで削減しながら、モデル性能を15%向上させることができます。不要なデータによるノイズを取り除き、重要なデータだけに集中できるようにする技術です。
PEFT技術は、大規模AIモデルを産業現場に合わせてカスタマイズする際に必要となる学習コストとメモリ使用量を大幅に削減します。モデル全体を再学習するのではなく、一部のパラメーターのみを効率的に調整することで、ロボットやエッジデバイスなどのフィジカルAI環境においても、自社専用のAIモデルを経済的に構築できる環境を実現します。
Superb AIは、創業当初から「AI開発の本質はデータ品質にある」という哲学に基づき、データセンタリックなMLOpsアプローチを築いてきました。今回特許を取得した技術に加え、国内初の産業特化型ビジョン基盤モデル「ZERO」についても、権利取得を迅速に進めています。
ZEROは、テキストまたは画像プロンプトだけで新しいオブジェクトを即座に検出できる産業用ビジョン基盤モデルです。産業現場の環境変化に即座に適応でき、大規模な再学習を行わなくても現場でそのまま活用することができます。とくにロボティクスや自動運転などのフィジカルAI領域において、変化の激しい現場環境にも即応しつつ、繰り返しのフル再学習なしに高い性能を維持できるよう設計されています。ZEROは韓国、米国、日本の3カ国で特許を出願しており、日本では出願からわずか1カ月で特許査定を受けました。韓国と米国では現在、優先審査が進行中です。
これらの技術は、Superb Curate、PEFT、産業特化型ビジョン基盤モデルZEROとして連携し、AIの開発・学習・運用から現場での対応・継続学習に至るまで、全プロセスをカバーする統合的な技術体系を形成しています。
こうした取り組みにより、Superb AIは現在、合計63件の特許ポートフォリオを構築しています。国別では、韓国が22件(登録6件、優先審査決定6件、出願中10件)、米国が19件(登録15件、出願中4件)、日本が17件(登録5件、登録査定1件、出願中11件)、EUが2件(ESR*発行1件、出願中1件)で、さらに国際出願(PCT)3件も完了しています。
* ESR: European Search Report. 欧州特許庁(EPO)の審査報告書
Superb AIのChief Research Officer(最高研究責任者)であるKye-Hyeon Kim(キム・ケヒョン)氏は、次のように述べています。 「Superb AIは、設立当初から『AIプロジェクトの成否はデータ品質によって決まる』という哲学を土台に技術開発を進めてきました。とくに厳格な審査基準を持つ米国と日本で同時に特許登録を完了できたことは、当社の技術的な精緻さがグローバル市場で評価されたことを意味します。今後も当社AI技術のグローバル競争力を一層拡大していきます。」
- ビジョンAI導入の全工程を支援するオールインワンソリューション提供企業、Superb AI
Superb AIは2018年に設立された、AI開発の全プロセスを支援するMLOps(機械学習運用)専門スタートアップです。企業のAI構築とその成功裏の導入を支援する多様な製品・サービスを提供しており、データ構築・選別・前処理・管理・分析から、モデル学習・デプロイまでを反復的に実行できる完全なMLOpsパイプラインの構築を可能にします。
設立当初から、画像・動画・3D LiDARなどを活用したビジョンAIの導入を目指す企業の支援に注力してきました。コーディングや機械学習の専門知識がなくても、Superb AIの直感的なツール群を活用することでAIを開発・管理できるようになっており、数回のクリックだけでディープラーニングモデルを生成できるほどわかりやすいシステムを備えています。
2025年には、映像ベースのAI技術を活用した「Superb AI Video Analytics」をリリースし、多数のCCTV映像から火災・転倒・侵入などの異常事象をリアルタイムに検知するとともに、テキストベースのインテリジェント検索機能を提供しています。VLM(Visual Language Model)ベースのマルチモーダルAI技術を搭載し、従来型の監視システムと比べて高い精度と利便性を実現することで、スマートシティ、産業現場、物流拠点、公共機関などにおける監視業務の高度な自動化を可能にします。
同年に発表したビジョン基盤モデル「ZERO」は、産業現場にすぐ適用できる実用的なAIモデルとして、韓国国内で大きな注目を集めています。複雑なコーディングや機械学習の専門知識がなくても、テキストやサンプル画像のプロンプトだけで目的のタスクを実行でき、事前学習なしでも新しい環境に柔軟に対応できるゼロショット技術を採用しています。
Superb AIは、Toyota、KT、Samsung、LG Electronics、Qualcomm、Hyundai Motor、SK Telecomをはじめとする国内外の有力テック企業を含む100社以上の企業顧客にAIソリューションを提供しています。現在、韓国・米国・日本に拠点を置き、グローバルな事業展開を進めています。韓国および米国の投資家から累計約490億ウォン(約52億円)の資金調達を行っており、2026年の上場を目標にIPOを推進しています。
また、グローバル水準の厳格なセキュリティ運用を証明する米国SOC 2 Type II認証を取得し、14件を超える韓国・米国特許を保有しています。設立からわずか1カ月で国内特許を出願したほか、Superb Platformのオートラベリングおよびカスタムオートラベリング機能に関連して、米国と韓国で合計17件の特許を登録しました。こうした実績が評価され、2022年12月にはソウル市のR&D事業において、研究開発実績(特許登録数)に基づく最優秀企業にも選出されています。
1つのプラットフォーム上でAI開発の全ライフサイクルを網羅する高性能AI構築プラットフォーム「Superb Platform」に加え、多様な産業分野でのプロジェクト経験と商用レベルの高性能AI構築ノウハウをもとに、コンサルティングからデータ設計、AIアルゴリズム開発・運用までを一気通貫で支援する「Superb Service」を提供しています。さらに、産業現場に特化したバーティカルAIソリューションとして、「Superb AI Video Analytics」「Superb AI Defect Detection」「Superb AI Edge」も、顧客ニーズに応じて組み合わせて提供しています。

Superb AIについて
Superb AIは、エンタープライズ向けのAIトレーニングデータプラットフォームであり、ML(機械学習)チームが組織内でトレーニングデータをより効果的に管理・提供できるよう、データ管理の新しいアプローチを提案しています。2018年に発表されたSuperb AI Suiteは、自動化、コラボレーション、プラグアンドプレイモジュールのユニークな組み合わせを提供し、多くのチームが高品質なトレーニングデータセットを準備する時間を大幅に短縮する手助けをしています。この変革を体験したい方は、今すぐ無料でご登録ください。



